Excelの表を会社で使い出すとよく起こるトラブル
同じ表を使っているのに計算結果が変わってしまった
こんな事ありませんか？
このような場合の多くは計算式を書き換えられてしまったり、直接数値を書かれているケースが多いです
（これ以外に手動計算になっている事も）
こんな時のためにシートの保護機能を使いましよう
シートの保護とは
作った表を編集などを制約します
わかりにくいのでどんな表でも構いません
まずシートの保護をかけてみましよう
「校閲」→「シートの保護」をクリック
表示されたら「OK」を押す
表のどこでも良いので文字、数字を入れてみてください
どこにも入力が出来ないようになります
このように保護をすると編集が出来なくなります
なぜ保護が必要？
私がよく使う理由は
・計算式が壊れない、書き換えないようにする
・誤って消さないようにする
・複数の人が使用する帳票ならば結果が一致させる
などです
会社で使っていると直接数値を入力して、後の計算結果が変わってしまうといったことはよく起こります
これを対策しておきましょう
シートの保護
シートを保護するには２つの設定があります
1.保護するセルの選択
例えばデータを入力するセル、計算するセルがある場合、保護するのは計算するセルです
これを保護していきます
左上の三角をクリックするかCtrl+aで全てのセルを選択します
右クリックをして「セルの書式設定」をクリックします
「保護」のタブを選択し、「ロック」のチェックを外します
次に保護したいセル（B５）を選択し、右クリック
「セルの書式設定」を開き、「保護」のタブを選択、今度は「ロック」へチェックを入れます
2.シート保護の設定
シート保護をする時の設定です
シートを保護しても操作を許可するものを選択します
「校閲」→「シートの保護」をクリック
この中で状況に応じて許可する項目へチェックを入れます
状況に応じてなので一概には言えませんが
私がよくチェックを入れるのは
オートフィルターの使用
ピポットテーブルとピポットグラフを使い
状況に応じて
セルの書式設定
列の削除
行の削除
チェックを入れたら「OK」をクリックすると計算が入っているセルは書き換えられなくなります
まとめ
全てのセルのロックを解除
書き換わってはいけないセルをロック
シートの保護をかける
これを行えば帳票を配布しても人によって変わる事や計算式が消える、直接数値を入力されるなどということは無くなります
マスターをサーバーへ置いて、それをコピーして使っている会社などでは強くオススメします
私もこれで相当苦労しましたので
是非やってみてください