業務を見直して効率化

  • 2019年8月29日
  • 2019年9月10日
  • 効率化
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最近少し静かになってきましたが、働き方改革という言葉が世に出て
AIへの期待が高まっています

しかしAIを入れたら人がいなくても業務が出来る
と思ったら間違いです

AIに出来る仕事とそうでない仕事がありますし
AIに仕事をしてもらうための準備も必要になります

私が今まで見てきた会社さんの多くは高価なシステムを入れても
使いこなせず、結果、効果が出ない、手間が増える、運用が出来ない
ということが多々ありました

それではどうしたらよいのでしょう

どこを目指せばいいの?

業務をルーチン化出来るもの、出来ないものを分けマニュアル化を目指します

ルーチン化、マニュアル化できれば人が変わっても同じようなアウトプットが期待出来ます
そして自動化やAIへの移行が出来る可能性が高い業務になってきます

ルーチン化出来ない場合はある程度マニュアル化し、教えるときに伝えるようにします

中にはマニュアル化できないものもあります
それは人の手先や感覚などの経験値と言葉で表現できない感覚を必要とするものなどがそれに当たります

これらのマニュアル化も不可能ではない部分もあるのですが簡単ではありませんし費用も時間も掛かります

私の経験から言うとある程度マニュアル化し、後は後継者が教えてもらいながら覚えていく
これが最も効果が高いと思います

それでは

今を知ろう

まず現状把握です
今の仕事を正しく知る事が最も重要な事です
毎日の仕事を先入観なく事実を積み上げる

簡単そうですが実はとても難しい事です

時間も掛かるのでなかなか手をつけにくいと思いますが、
これをやらない限り始まりません

早く効果が欲しいからといって、ここを省くと更なる手間が発生することになります

問題を抽出しよう

現状把握ができた上て問題を抽出しましょう
これも実は簡単なようで難しいのですね

なぜなら

ほとんどの場合、今までの仕事を正しいと思ってきているからです

今までの先入観を全て捨て、また、他の会社を見たり、聞いたりして
問題点を抽出しましょう

時には外部の人や転職されていた方の意見を取り入れるのも貴重です

リスト化して対策と目標値を考える

問題点をまとめ、リスト化しましょう

まずはリスト化し、他の仕事との関わり、他の問題点との関連性を考慮しながら
対策を考えましょう

一回で成功するとは限りません

実際にやってみてうまくいかないなんて事は常です
失敗を恐れずにまずは考えてみましょう

ポイント

自分達で実行、運用可能なものである事
例えば外注でソフトウェアを作った場合、自分達で運用出来ないと十分活用できません
まず、自分達が運用できる、自分達のレベルにあったものを検討する
どんなに素晴らしいシステムでも使いこなせなければ無駄ですし、非効率になります

考えた対策を実行しているところを想像し、リスクを含めて
対策案の検証をしてみます

そして対策した結果の目標値を作ります

ここは一番時間を掛けて考えます

計画を立てる

リストの中で優先順位をつけ、着手する順番を決めます

優先順位は

1.安全性に影響が大きなもの
2.お客様へ迷惑を掛けてしまうもの
3.時間、コストにインパクトが大きなもの

この辺りから手を付けていくと良いと思います

優先順位に沿ってスケジューリングします

実行する

まずやってみましょう

考え、検証した結果を実行します
しっかり検討した結果を実行するので
色々な雑念にとらわれず実行あるのみ!

効果測定

対策を立てた時に立てた目標値に対して結果を測定します

これで目標が達成されていれば対策の効果あり、達成されていなければ何かが足りないことになります

問題点抽出

効果測定の結果を持って再度問題点を抽出します

PDCAサイクル

このようにPDCAを回しながら課題を解決し、目標値に達成したら問題点を終わらせます

まとめ

高価なシステムを入れる前にもう一度仕事を見直しましょう

PDCAサイクルを回して問題解決へ

自分達の能力にあった対策を立てましょう

何よりまず始める事です

始めると課題が出てきて、目標へ向かい始めます

行き詰まったり、解決方法が見つからないなど困ったらお問い合わせください

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